ダニズムが始まる大正時代。おてんば娘の立花響子は18才にもなって木登りを止めず、何にでも好奇心旺盛で父親の修造やお抱え車夫の六助はいつも気を揉んでいた。立花家には響子も入ったことがない、開かずの間があった。響子はある日の夜、偶然にも開かずの間の扉が開いていたので、部屋からキノコに似た棒状のモノを持ち出した。それを見つけた修造は激怒する。その後、立花家使用人の静江が修造と合言葉を交わしているのを疑問に思った響子は、その意味を静江に尋ねる。すると今晩遅くに開かずの間に来れば言葉の意味が分かるという。そして、響子が目撃したのは修造が天狗の仮面を着けて、静江の股間に顔を埋めている姿だった
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